ミディアムシップのエビデンスでは
ミディアムシップでは重要なエビデンスなのですが。
例えば、クレアボヤンスを使う方はスピリットさんの容姿や髪型、服装など‛見た目’を
先ず口にする事傾向が有ります。
その気持ちもよ~く分かりますが・・・。
主観が入ってしまう事、変化するものはエビデンスとしては‛特別な状態’でないと、
注意が必要です。
イギリス基準、日本基準、‛私’基準
イギリス人ミディアムの先生ですと。
「背の高い方です。」という表現に対して、
「日本人は、イギリス人からすると小さいです!」と指摘されました。
「中肉中背です。」の言葉には、
「日本人はみんな中肉中背です!」だとの事でした。
といった様に、体型体格の基準が国によって違っています。
日本人だと、日本の基準で捉えてしまいます。髪の色や、皮膚の色などもですが。
日本国内でミディアムシップを行う上では支障は無いと思いますけれど。
☆また、日本人特有の(欧米にないものの見方)繊細さや微妙な言葉の使い方は、
伝えきれないとも感じています。
ですが、国内においても個々にものの判断、見方、捉え方に違いは有ります。
例えば、身長は成人男性の何cm以上だと長身かという基準は、
人によってイメージも異なっているでしょう。
髪型、服装は変わります
髪の毛も伸びたり、切ったり、剃ったり、染めたり、パーマを掛けたりと、
髪型も変化しますので。髪型についてはあまり触れないようにします。
同じように服装も生涯同じもので過ごされる方はいらっしゃらないですしね。
ただし、髪型や服装が職業を現すものだったりする場合は別です。
また、髪型、服装が時代を象徴する事も有ります。
以前、髪型が独特の男性で髪を強調されたスピリットさんがいらして。
「髪型がぁ。」とだけお伝えした瞬間に男性のお客様がお会いになりたい方と言われ、
その方は長年カットして下さった男性の美容師さんでした。
服装も、お仕事上着られる格好で来られることも有ります。
客観性の高いエビデンスで
先ずは、スピリットさんを特定して行く中で、
誰の判断基準も介入しない、客観的なものを冒頭にお伝えします。
性別、関係性、没年齢、ご死因、職業、など。
特に、デモンストレーションの場合には、お客様達は消去法でご自身の関係の
スピリットさんかを判断されます。ですので、客観性の高いものが適します。
「優しそうな方です。」とミディアムが開口一番にお伝えしても、
言葉だけが浮いてしまいます。
押さえたところで
そして、スピリットさんをほぼ特定出来ましたら、
ミディアムの感性や、捉え方でスピリットさんを表現しても大丈夫でしょう。
お人柄を現す言葉、口癖や所作など、また思い出話・・・です。
教科書通りには行きませんが
そうは言ったものの、スピリットさんがご自身のお伝えしたいように
情報を下さる事が殆どですので。
順番通りには必ずしも行かないですね。
頂いた情報をお伝えしないと‛次’(の情報)が来ない場合も有りますので。
教科書通りに行かなくって、どきどきハラハラなのもミディアムシップの醍醐味。
(って、言えない時もありますが(^^;))
スピリットさんの‛ミディアム育て’のお陰で、日々鍛錬させてい頂けます。
ありがたい限りです。