グリーフケアについて
先日も少しグリーフケアに少し触れましたが。
私が傾聴ボランティアをやらせて頂いた頃、同じグループに聡明で社会福祉士も
され、傾聴も積極的行かれる素敵な70代の女性がいらしたのですが。
彼女はグリーフケアの特級資格を持たれ、“遺族会”でボランティア活動も
精力的にされていらしたそうですが・・・・・。
私は当時は2級の講座を受けて、資格だけは持っておりましたので、
お話を聞かせて頂きましたが。
彼女は活動の中でうつ病になられたと話され、その状況も話して下さいました。
私は勉強のつもりで講座を受けましたが、明らかにミディアムシップとは違うと
確認して学びもその先は続けませんでした。
グリーフケアの厳しさ
傾聴自体も“受容”力と忍耐力的なものを求められるものだと思いますが。
グリーフケアの難しさや大変さを、彼女のような方すら挫折される程の事だと
お話を伺いながら痛感致しました。
如何にグリーフケアに携わる方々が非常に大きなお志を持たれて、
真摯に取り組まれていらっしゃるかと思いますと頭が下がります。
ミディアムシップはグリーフケア?
グリーフケアが、難しいことは少しお分かりになって頂けたと思います。
ところで、ミディアムシップが地上に残された方々の悲嘆、喪失感、孤独感等を
完全に解放出来るかと申しますとNo!に近いと思います。
スピリットさんの愛の力で、意識の変化・気付きのきっかけ作りと
癒しのためのお手伝い、サポートは可能だと思います。
しかし、ミディアムシップ自体の目的がいつもお伝えさせて頂きますように、
“グリーフケア”ではないのです。
スピリチュアルをかじっている方でも、同じ内容だと思われる方が
少なくないのが現状なのですけれども。目的も方法も全く違います。
スピリットさん自慢の会
先にお断りさせて頂きます。
こんなことを書いてしまうのは不謹慎ですし、非道かとも思われますことを
覚悟で書かせて頂いておりますが。
ミディアムシップセッション後に、私のガイドが、
「“スピリットさん自慢会”みたいな“遺族会”が出来たらいいね!」と一言。
笑顔で帰られるお客様をお送りした後、ぽつんと言って来ました。
勿論、私は遺族会というもの自体も行ってはおりませんけれど。
天国の大切な方に向けて⇔地上の大事な方に向けて、
の“愛情自慢の遺族会”です。
愛情自慢の遺族会を
クライアント様がご自宅に戻られますと、おひとりお辛い時間を過ごされ、
ハートがきしむ程に痛まれておいでになることも存じない訳では御座いませんが。
では、ガイドはどうしてそのような発言をするのでしょうか?
何故ならガイドチームも知っています。
ミディアムシップの終盤になりますと、クライアント様の多くの皆様は
スピリットさんの素敵なところや如何に大事な存在かについてを話されます。
まるで、“お惚気”を聞かせて頂く、ありがたい♡状態になります。
《のろけとは、ご自分のパートナーを人前で得意になって話すこと。》敢て《》。
当然パートナーさんに限ってのことではないのです。
スピリットさんを単独“惚気る会”は、ミディアム相手に行われています(^^♪。
思い出を話されることで、スピリットさんの事、過ごされた大切な時間を
過去と今とで、お互いに共有して頂きます。
更に過去だけでなく今と未来をスピリットさんと共に歩んでいらっしゃることを
知って頂きたいからです。
スピリットさんがあなたを残して遠い遠いところへと行ってしまわれたのでは
決してないということを感じて頂きたいからなのです。