私たち人間はすべての人々が、ミディアムとしての素質を生まれながらに持っています。
特別な能力を持って生まれた方だけしかミディアムに成れないということはありません。
向き不向きは何にでも御座いますは。
しっかりとしたトレーニングを受け、ご自身の鍛錬によりミディアムになり、生涯ミディアムとして学び続けていきます。
どうすればミディアムになれるのか
イギリスでは全ての「ミディアムはサイキックである、しかし全てのサイキックはミディアムではない。」と言われています。この点はまたご説明いたしますが。
ミディアムになるためには、サイキック能力を高めていく事から始まります。サイキック能力の延長線上にミディアムとしての能力があります。
これは一般的なお話です。
生まれながらにして恵まれた才能と能力を持ち、優れたミディアムとして活躍される方々もいらっしゃいます。それらの方は、「ナチュラル」といった言い方をされています。
サイキック能力とはどういうことか
私たちには、五感というものがあります。見る、聞く、感じる、 味わう、知覚する。
例えば、見る、聞くという点に関しては普段私たちは肉眼の目、そして耳を通して情報を得ています。
けれどサイキック能力というのは超感覚と呼ばれていますが。透視、透聴、英語ではクレアボヤンス、クレアオーディエンスと言いますが。内なる感覚で感じ取って行きます。
これらの能力は、私たちは生まれながらに持っていて、これらをトレーニングによって能力を拡大していきます。その覚醒、向上は人によりどの能力が優れているか、どの能力を使いこなしているのか個性があります。
そしてトレーニングを積む中で、能力の比率の変化も起こります。
具体的なサイキック能力の例を挙げますと、サイコメトリー、リモートビューイング、テレパシー、などがよく耳にする言葉だと思います。
サイコメトリーは、そのものが持つ情報を感じ取り映像や声、香、皮膚感覚などで得て行きます。物の持つ残留思念ですとか、物自体のオーラを読んでいます。
リモートビューイングは、この場にいながら違う場所、距離や時間、さらには時空まで超えてその場を見たり聞いたりとあたかもそこにいる様に体感します。
アメリカとソビエト連邦がかつてお互いの軍事事情などを探り合う手段として発達して来たといった経緯も御座います。
テレパシーはよくご存知かと思いますが、他の方やご自身の感情や思考の送受信、また図形や数、色を受ける、送るといった通信方法です。
サイキック能力を拡大した後は
サイキック能力の基礎が出来ると、ミディアムとしてのトレーニングが始まります。
ミディアムの能力は’ミリアミスティックなパワー’として高められていきます。
スピリットと繋がる事によってスピリットから情報を受け取り、伝えます。
英語ではクレアボヤンス、クレアオーディエンスで同じ単語を用いますが。日本語になると透視、透聴が、霊視、霊聴となります。
サイキックと同じく、香、味覚、皮膚感覚などで、受け取ります。これらの能力もミディアムの個性、特徴によって使い方や表現の仕方に違いが出てきます。