スピリットさんが“置いてけ堀”
久し振りの独り言です。
ずっとずっと、思い悩み続けて来た事が有ります。
このことを文字にして表してしまうことをかなり躊躇して来ました。
いつも、『死人に口無し』という表現が近いでしょうか。
当たり前のことですが。
亡くなられた方は、ご自身の肉体を手放されている為に、ご自身の思いを、
真実を語る事は叶いません。
それ故に地上では、憶測や先入観、思い込み、一般論で、
スピリットさんのお気持ちを勝手に、あるいは都合よく話されることが
決して少なく有りません。まるで肝心な主役抜きのお芝居のようです。
当のスピリットさんご自身は置いてけ堀で、それに抗う術も無くって。
天国からお嘆きの声が聞こえそうです。
死に対しての無くならない偏見
スピリットさんのお亡くなり方、また不意にご他界された場合等には、
よりスピリットさんご本人のお気持ち・お考えとは違った捉え方をされてしまう事が
残念なことに多く見受けられます。
地上では、「○○は、○○だ！」みたいな強い偏見が主流になっておりますし。
お一人お一人の魂の尊厳を蔑むかの様な心無いお言葉がご遺族に対しても
向けられると耳にすることが、悲しい事ですが時折有ります。
（勿論、これは私個人の感じ方ですので、ご了承下さいませ。）
そんな際にも、冷静に穏やかな対応をされるスピリットさん達。
決して言い訳や反論されることもなく、稚拙なこのミディアムよりずっと大人です。
でも、ミディアムとしてスピリットさんのお気持ちを代弁させて頂く立場としては、
もどかしさや、自身の至らなさからスピリットさんへの申し訳なさを覚えます。
スピリットさんの思いも受け取って！
また、稀なケースですが、ご遺族がスピリットさんをどうしても“神格化”されたいとの
強い強い思いを持たれる場合も御座いました。
「僕は至って普通だよ！！」毎回セッション冒頭のスピリットさんの開口一番の
口癖のようになってしまいましたが。
大事にお育てになられたお子様を亡くされてお気持ちはお察し致しますが。
時に理解の範囲を越えられて、“神格化”の為に奔走されて、多くのお金も使われました。
天国から、スピリットさんがお諫めになることが毎回毎回だったのですが。
聞く耳を持たれずに、スピリットさんの思いとはかけ離れてしまって・・・。
我が事の様に話される方にも
神格化のお話で、かなり脇道に逸れてしまいましたが。
ご他界された理由についても、故人様の近いところで見知っているとの理由だけで、
あれこれとスピリットさんのことを我が事の如く話される方もいらっしゃいます。
（真実を知っていらしたら、さも分かったようにお話になれないかと思いますが。）
ご遺族様に対して勿論その方には悪意めいたものも無いのでしょうが。
それでも、スピリットさんに取りましては、「・・・・・・・。」（溜息）なのです。
周囲に真実のように聞こえてしまわれそうな分、始末が悪いものでも有ります。
最も悲しいこと
ご死因次第で、犯罪者ではないのに、大罪を犯したかのような扱いをなさり、
スピリットさんを批判されるお考えを持たれる方もいらっしゃると聞きました。
このことに、私は驚きました、何故ならば。
それは、同業者のミディアムでそのように公言される方々もおいでだそうです。
（ミディアムの仕事は、スピリットさんの思いをお伝えすることだったと思いますが）
そのようにお考えになられるミディアムさんが正当なのか、
私自身の考え方がおかしいのかは、ここでは触れないでおきます。と、言いつつも、
スピリットさんのご遺族に対しての愛情、思い遣りに触れさせて頂いて
おります立場からは、とっても悲しく残念に思います。m(__)m
更に、愛する大切な方を亡くされて悲しみと闘われていらっしゃるご遺族に向けて、
偏見に満ち追い打ちを掛ける様な扱いをされる方々も少なくないのも事実だそうです。
愛と感謝です♡
どのような亡くなり方をされたとしても、スピリットさんは皆さんが変わらず
何方も等しく尊いのです。
また、スピリットさんは天国からどなたも同じ様に地上にいらっしゃる方々に対して、
たっ～ぷりの愛と感謝を抱いておられます。
そして、スピリットさんはご遺族様が悲嘆から癒されて笑顔を取り戻されることを
ひたすら願われておいでになります。
ただただ地上の大切な方々のお幸せを祈られてます。
惜しみなく愛を送りながら♡。
色々な偏見や先入観、宗教的な見解など、それは地上での問題です。
そのまま、スピリットさん、霊界にあてはめないで下さいますようお願い致します。
かなり、生意気な独り言になってしまいましたが。
ずっとずっと、お伝えさせて頂きたかった大事な事でした。
最後迄お読み頂きまして、心から感謝致します。ありがとう御座います。
