スピリットさんとは初対面で
ミディアムシップを行う際に、通常はスピリットさんとミディアム初対面です。
故人様とお知り合いだったとか、何かしらのご縁が有った方という場面は
クライアントさんとのセッションにおいては極稀なことですので。
スピリットさんも、ミディアムも知らない者同士でのセッションの始まりです。
皆さんは、初対面の方（地上の方）とお会いになられる時の心境ってどうでしょうか？
お相手の方はどのような方かも分かりませんし、どのように接すれば良いかも分からずに
ドキドキしたり、緊張したりされますよね。
相手の方を探ろうとされたり、様子見をしますよね。
（私自身がいつも緊張しますけれども、他のミディアムさんは違うかと思います。）
スピリットさん側も、ミディアム側もそれと似たようなものだと思います。
セッションの流れの序盤
スピリットさんがいらして下さると、先ずはエビデンスを取る為の情報を
頂くように集中してエネルギーを感じに行きますが。
大抵の場合は、スピリットさんも冒頭は、緊張をされていらっしゃいます。
勿論、生前のご性格に大きく左右されますけれども。
エビデンスに必要な情報を拾いに行きます。
エビデンスをお伝えする順序や流れの決まり事に準じて、組み替えてクライアントさんに
お伝えして行きます。
ミディアムの決まり事なんて、スピリットさんには意味の無いことですので、
お伝えする時には、クライアントさんが聞かれてご本人を特定され易いようにします。
セッションの流れ終盤
そして、後半は私の場合には、クライアントさんとスピリットさんとの質疑応答等、
対話の間をミディアムが持たせて頂くような形です。
クライアントさんからご質問をスピリットさんにお伝えさせて頂きます。
（正しくはスピリットさんは聞いていらっしゃいます。）
そのお答えをクライアントさんにお返しさせて頂きます。
穏やかに愛と思いのやり取りと通常はなります。
クライアントさんは、スピリットさんにお伺いされたい話を聞かれる事を
目的とされてセッションを受けに来られて下さいます。
時にご質問ではなく、強いお気持ちをぶつけられる目的でいらした方は、
その胸の内をスピリットさんに思いっきり投げつけられます。
こういった流れを経ますと、冒頭の緊張感は消えて、クライアントさんも含めまして
スピリットさんもミディアムもリラックスしています。
顔馴染みのスピリットさん、セッション前
クライアントさんから、ミディアムシップのセッションのリピートを頂戴致しますと、
当然スピリットさんも、2度目３度目と、ミディアムとも“顔馴染み”状態です。
セッション前のセッションルームの場づくりの時から、気さくに話し掛けて来られる
スピリットさんも少なくないのです。
セッション前から早々にいらっしゃるのは愛情の現れで、
スピリットさんがクライアントさんにお会いになりたいお気持ちが伝わります♡
セッション前に本日のセッションが何とな～くこんな感じかなぁて見えたりします。
“ここだけの話”つまりスピリットさんとミディアムとの間での話をされたり。
以前書かせて頂きました、「愚痴を聞いてやってよ！」もその一つです。
このことは、その際の状況からクライアントさんには内緒にしておきました(^_-)-☆。
スピリットさんのエネルギーや表情から、クライアントさんの近況や、
その日来られた意味を察することが出来る場合も有ります。
顔馴染みのスピリットさん、セッション中
リピートのセッションではエビデンスは取らずに直ぐにお話から始めます。
先ずは、顔馴染みスピリットさんとのセッション前の会話やご様子をお伝えします。
そして、スピリットさんがクライアントさんに対して“今現在”感じていらっしゃることや
思っておいでになられることをお伝えさせて頂きます。
例えば、クライアントさんご自身やご家族に嬉しい出来事が有って嬉しそうに喜ばれて
いらっしゃる内容だったりします。
「お娘さんが結婚された。」
「お仕事で特別な賞を受賞された！」等など。
そういったお話をお伝えさせて頂きますと、クライアントさんはやはり大変喜ばれます。
そうですよね。スピリットさんとなった今も、大切な地上の方への思いと愛は
ご生前と変わらないことをスピリットさんから伝えられるのですから♡♡♡。
セッション中、スピリットさんもゆったりされて、クライアントさんとの時間を
過ごされて、ご一緒にご帰宅されます(^^♪。
硬さがなくなりまして、打ち解けて下さって話をされます。
クライアントさんには、より素の状態の故人様とのご対話となります。
それだけではなくって、クライアントさんご自身もスピリットさんも、
“時の魔法”によりまして、それぞれが前進されていらしゃるので・・・。
お話の内容も変化して行きます。
スピリットさんのご様子に霊的成長というものを垣間見ることも有ります。
