ミディアムシップとは日本語に致しますと霊界通信となるでしょう。
ミディアム(霊媒)によって、地上と霊界をつなぎそして情報交換を行います。
ミディアムシップについて
日本ではイタコというものが昔から存在しあの世の方とこの世とを仲介して会話をします。
ここで取り上げますのは日本のものではなくスピリチュアルの本場イギリスにおいて生まれ現在に至るまで行われているミディアムシップに基づいて 亡くなられた方、また、ガイドスピリット(後ほどご説明いたしますが)などの存在につながり、故人様が今どのような過ごされていらっしゃるのか、その思いやメッセージなどをお伝えします。
故人様やガイドスピリットは人間よりも高いバイブレーション (振動数、周波数)を持っているためミディアムは自分のバイブレーションを上げて繋がります。
ミディアムシップはミディアムの能力やその個性により情報を取る方法は、 全て同じとは限りません。また送り手のスピリットの表現の仕方などによっても変わってきます。
イギリスではミディアムシップの目的が「霊界の存在を証明する。」ということです。
ですので、ミディアムが繋がっているスピリットが誰であるのかという点を明らかにしなければなりません。そのための証拠を得て行きます。その証拠のことを‛エビデンス’と言いますが。降りてきたスピリットが、男性であるか女性であるか、年齢は何歳ぐらいか、
ご死因、ご生前の職業、ご性格、などの特徴ですとか、お客様との思い出。特徴的なことをお客様にお伝えします。お客様がご本人であることを確信されたら、スピリットからお客様へのメッセージをいただきます。
私の体験では、故人さまは特にご遺族の方々への愛・感謝、現在の天国でのお暮し振りについて等をお伝え下さります。ガイドスピリットも、お客様に寄り添われて、お客様の現在の霊的成長ですとか、現在の状況、また将来・未来のアドバイスを愛情込めて伝えて来られます。
スピリットは肉体を持たず目には見えませんが、存在します。人間とスピリットの違いは‛水’に例えられます。
バイブレーションの低い人間は氷や雪のように手で触れることもできるはっきりとした形を持っています。
しかし水は熱して行くと水蒸気となり目で見ることは出来ません、触れることもできません。しかし存在します。
ミディアムとは
ミディアムとは基本的に亡くなられた方のスピリットやガイドスピリットなどの存在から 情報を受け取ります。
この世にはもういらっしゃらない方(故人さま)、または目に見えない高次の存在達と繋がります 。霊界とこの物質社会とをつなぐ導管です。
そのためにミディアム自身はエネルギーを高め、スピリットとコミュニケーションをします。
先ほどイタコの話をしましたが。ミディアムにも大きく分けて二つのタイプが有ります。
一つはミディアム自身の意識がはっきりとしている ミディアム。もう一つはミディアムが自身の肉体をスピリットに委ねる、トランスミディアムと呼ばれる人たちです。
トランスミディアムは日本のイタコに近いミディアムです。
トランスの状態が浅いものから深いものまで段階も別れていますが、トランスミディアムの場合はミディアム自身が話している内容を全く覚えていない場合が多いと言われています。
ミディアムは幽霊を見ているの
強い霊感の持ち主の方は、亡くなられた方または目に見えない存在をはっきりと肉眼の目で認識される方もいらっしゃいますが。
一般的にミディアムは、お客様のオーラの中に投影されたスピリットを霊的な目で認識しています。 ですので、生来の霊的な能力者と違って、二次元的な見え方をされていると思われます。
祟って来る霊とか、浮遊霊などによって怖い思いはしませんか?
これに関してですが、よく頂くご質問です。イギリス人ミディアムからすると、日本特有の考え方と言われます。
ご安心下さい。
私がミディアムとして仕事をさせて頂く中で、怖い思いや不安に思ったことは一度もありません。何故ならば、私は『霊界は愛である。』と、信じています。そして私自身も、霊界の愛によってどれほど救われ癒されたかわかりません。
更に、ミディアムとしての仕事の際や、クラス、ワークショップの時は必ず、場の浄化やガーディアンスピリットによって、空間と そこにいる人々、スピリットを守っています。
常に安全な状態で、霊界と地上との愛と思いが交換できる場を 作っています。
どのようにしてミディアムとしてトレーニングして行くのか
私はご自身の個性、特性を知って頂くことからサイキックトレーニングを行なっていきます。同じスタート地点で立ったミディアムの卵さんも、おひとりおひとりが違った才能、能力の活かし方をされます。
サイキック能力超感覚は、五感の延長上にあります。ですから、五感を発達させることからスタートして、超感覚を覚醒させ引き出していきます。
得意不得意は当然有りますが、色々なエクササイズを実際に行なってみると簡単で楽しく能力を開花させて行かれます。 日常生活の中でも、簡単に一人でも出来るようなエクササイズや、練習を取り入れることで、クラスの日やワークショップの場でなくては出来ないのではなくて、ご自身を高めることが出来ます。
いくつかのリーディングの練習 を通して、能力を高めていきます。オーリックリーディング(オーラの中に有る情報を読み解く)は重要です。
オーラといえば色ばかりが注目されていますが、健康のこと、今朝何を食べたか~過去世etc 膨大な大切な情報が含まれています。
オーリックリーディングの延長にミディアムシップがあると言っても過言ではありません。サイキックリーディングでもミディアムシップでも、ミディアムは相手のオーラと自分のオーラをブレンドすることによって、情報を得ます。その際に、自分自身の思考や感情で、ジャッジしたり、コントロールせずに、受け取った情報をそのまま流す事をく訓練します。
せっかくの情報を自分自身で駄目にしてしまわないように!
迷いや自己不信から、正しい情報を‛自分フィルター’に掛けたり、弾いたりしない事が肝要です。
そして、多くの体験『場数を踏む』事で、ミディアムとしての自信を付けていきます。
ガイドスピリットとは何ですか
まずスピリットという言葉には、広い意味があります。故人さまの事をミディアシップの中で、‛コミュニケーターさん’と呼ぶこともありますし、天使や他の高次の存在たちを全て含めてスピリットということも有ります。
ガイドスピリットは、日本語にすると指導霊さんと言うべきでしょうか。ただその中に、
多くの種類のスピリットが含まれています。色々な多くの分類が有ります。
日本では‛守護霊様’とという言葉を好んで使う方が多いように思えます。しかし、実際に守護霊という呼び名があっても 厳密にいいますと、「守ってくれる霊」という解釈は正しく有りません。
ガイドスピリットは、生まれながらにどの方にも必ず一人は生涯いると言われています。
私がセッションの中で出会ったガイドスピリットは、その方の過去生の方であったり、また過去生を共にした方であったり、また現在のお仕事や使命同じような志を持った方であったり、この物質社会に生きた方。ご先祖様である場合もあります。
また天使や観音様、アセンテッドマスターと呼ばれる存在、高次の存在と呼ばれる存在であったり。宇宙の方や、人とは違う生命体である場合もあります。しかしどのようなガイドスピリットも 魂の成長、霊的な学びの促進のために深い愛で導いてくれます。
深い愛に基づいた導きですが、人間から見た都合のよいものというよりも霊的な成長を遂げるための厳しい試練として現れる形もあります。私はよくアメとムチに例えています。
さらに今生の使命や目的から逸脱してしまっている場合には大きな力で正しい道に戻されるということがあります。
人生の鬼教官のような存在に思われるかもしれませんが、その根底には私達のためにと 大きな愛で見守り導いています。
ガイドたちは私たちと二人三脚してくれます。 何より私たちのこと私たち以上に強く信頼してくれています。そして私たちが本気を見せれば、ガイド達も本気で返してくれます。
ミディアムへのお客様からはミディアムシップ以上に、ガイドスピリットの導きであるアドバイスへのご要望が多くいただきます。
ガイドスピリットに対する愛と感謝の思いが強いために、力が入ってしまいました。
アニマルミディアムシップに関して
ミディアムシップは人間に対してのみでなく、動物にも行います。
ご依頼はペットさんの飼い主さんから頂きます。
現在はペットさんをご家族として大切に愛を注がれる飼い主さんが、愛するペットさんを亡くされペットロスで辛い思いをされる方もとても多くペットさんと飼い主さんをお繋ぎする機会も増えています。
ペットさんの飼い主さんへの愛は、打算がなくとても健気で 魂や命の尊さを学ばされることが多いです。
ヒーリングミディアムシップについて
私は自身をヒーリングミディアムという言い方をしています。
それはミディアムシップは癒してあるからです。
心身の痛み、病に対するヒーリングを行っていますが。ミディアムシップによって、深い癒しを得られる方々を見ています。更には、ご遺族の方の癒しを通してスピリットたちが大きな癒しを得られるからです。
私のミディアムシップへの考え方は、「霊界の愛と想いを伝える。」
霊界の存在を証明する事が本来のミディアムシップの意図ですが。私は「霊界の愛を証明する。」事を自分自身のミディアムシップの大切なおつとめと考えています。
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