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独り言28 ミディアムの涙と笑い

ミディアムシップ

「ミディアムは泣いてはいけない!」と。

ワーキングミディアムとして仕事を始めた頃、

「ミディアムはセッション中に泣いてはいけない!」そう言われました。

それは、ミディアムにとっての常識的な決まり事のようです。

 

クライアントさんに対して共感して泣いてはいけない。という意味です。

クライアントさんの喪失感などの悲嘆に同調してしまうのは、

ミディアムとしてのお役目から逸脱する行為なのです。

ミディアムは、スピリット界と地上との『媒介』です。純粋な導管でなくてはならないからです。

 

スピリットさん最優先です

スピリットさんのお亡くなり方、没年齢、状況がどのような場合でも、

冷たく取られるでしょうけれども、地上の方(クライアントさん)に感情移入しません。

 

ミディアムは、どちらかと言うと、スピリット・霊界寄りです。

当然ご遺族のお気持ちにも寄り添わせて頂きますが。

 

死に対しての感覚がマヒしているのでも、大切な方を失われたお辛さを

理解出来ないのでもありません。

ミディアムが優先すべきはスピリットさんだからです。

 スピリットさんの意思を尊重します

スピリットさんは、常に地上の大切な方々のお幸せを一番に望んでいらっしゃいます。

そして、笑顔を見ることを何よりの喜びとされています。

 

亡くなられた事は、運命であって、スピリットさんの意志だと必ずそう伝えて来られます。

ですので、

「もっと生きたかった。」「死にたくなかったのに。」などとは決して仰いません!

スピリットは、ご遺族が不安や悲しみに浸るような言動は一切されません!!

むしろ、ご自身の置かれた現状や環境を受け入れ、楽しまれていらしゃいます。

そんなスピリットさんと向き合っていますので、

‛肉体はもうないけれど、存在し続けている’ことを肌で感じさせられます。

 

故人さまは、ご遺族の癒しと‛スピリットさんの今’を知って理解して頂くことを望まれます。

ご生前はお幸せだったこと、今もお幸せで楽しまれていらしゃる事を

愛と感謝とを込めてお伝え下さいます。

そして、地上の方々への変わらぬ愛とご幸福を願われておいだとの事を。

 

地上の癒しが、霊界の癒しなのです。

ミディアムの第一の目的は、『霊界の癒し』です。

地上の大切な方々が、悲嘆、後悔や後ろめたさなどのネガティブな思考・感情から

解き放たれて、お幸せになられる事で、スピリットさんは初めて癒されます。

 

残された方々もお辛いのですが、大切な方が悲嘆に暮れるお姿を見ているスピリットさんも、

同じお痛みを背負っていらして。でも、ご自身にはなす術もなくて・・・。

ですので、セッション中の大切な方の笑顔がスピリットさんへの大きな癒しです。

 

ミディアムの涙

ミディアムシップの中で、どうしても涙してしまう事はあります。

それは、地上へのスピリットさんの‛愛’です。

ご生前の愛もですし。

ご他界されても、大切な方々の側でサポートされ、愛を送り続けられます。

肉体を持たず、見えず、分かりづらい分、より深く尊い愛です。

数々の‛スピリット愛’を体験させて頂きました。

 

『霊界は明るい(笑い)のが好き(^^♪』です。

スピリットさんは、冗談や親父ギャグで、笑わせたり、ご遺族さまの揚げ足取りをされたり、

笑わせる方もいらしゃいます。ご生前のご気質も有りますが・・・。

必死で笑いを取られるスピリットさんの思いは、大切な方にも通じます。

 

クライアントさんが、セッションの途中から笑顔を取り戻されて、スピリットさんとの思い出話を

楽しそうにして下さいます。

そのご様子に安堵され、スピリットさんのエネルギーも変化します。

 

上の存在達は、ミディアムを笑わせようとも仕掛けて来られます😊。

笑いは、スピリットさん由来の場合と、私自身のガイドスピリットが笑わせて来る場合ですが。

『霊界は明るい(笑い)が好き(^^♪』と言われます。

 

ですので、私は不謹慎だと自覚した上でクライアントさんにお断わりしながら、

笑ってしまうことが多々有ります。

 

笑いが必要なのは、場のエネルギーを明るくする為。

ミディアムは交信の為に高いバイブレーションの状態を維持しなければなりません。

バイブレーションが下がるとスピリットさんとの繋がりが薄れて来て、情報が取りづらくなったり、

最悪、繋がりが切れてしまう場合も有りますので。

笑いはバイブレーションを上げるには早くて良い手段とされています。

 

ミディアムの独り言です。

これは、私とスピリットさん達、私のガイドチームとの取り決めでも有りますが。

 

霊界と地上との愛の場面に立ち会わせて頂けてミディアムであることの感謝と喜びです。

 

 

 

 

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