片翼をもぎ取られるようなお痛み・・・
ミディアムシップには、様々なケースが御座いますが。
大切な方を亡くされることは、地上と天国とに分断されての大きな悲しみ、
喪失感、孤独感、後悔、罪悪感など深いお痛み、更には、置かれたお立場での苦悩など。
物言わぬ故人様が故のお痛みが多く有ります。
見放されてしまった様で、故人さまを無情にすらお感じの方々もいらっしゃいます。
お辛さに胸を裂かれる思いなのは、スピリットさんも同じです。
目には見えない存在で有るが故に
我々、肉体を持つ人間にはスピリットさんを‛肉体の目’では、通常は見えません。
けれど、スピリットとなられた故人様には、全て見聞き、感じ取っておいでです。
スピリットさんは、ご遺族やご関係の方の側で見守られていらっしゃいます。
(厳密な言い方をすると、少し違っていますが。)
残された大切な方々が、どのようなお気持ちで、どのような暮らしぶりをされていらっしゃるのか
ご存知です。
ご自分が認識されない事を歯がゆく思われてるのはスピリットさんなのです。
肉体の有無で
そんな現状を何とかしたくって、癒してあげたくって、スピリットさんも必死です。
あの手この手で、大切な方にサインを送られたりとご自身の存在を知らせる努力をされます。
スピリットさんには、ご自分を亡くされて悲しみに暮れる大切な方を癒したい!のです。
ところが、スピリットさんには肉体を持っていた時のような勝手には行かないのです。
バイブレーションが上がったスピリットさんは、水蒸気のような存在です。
私達はバイブレーションが低く、氷のような存在です。
氷は、目に見えて手でつかむ事も出来ますが、水蒸気は目に見えず掴もうとしても空を切ります。
同じH₂Oなのですけれど。分子の振動(運動速度)の速度の違いです。
大切な方の笑顔を見たくって
スピリットさんは、霊的な能力が強い方は色々と試されたり、チャレンジされます。
これには、地上の方の受け手と、スピリットさんの送り手側との双方のパワーが必要です。
ミディアムシップのセッションの中の会話によく出る話題です。
「サインが欲しいのにくれない(-“-)」とお客様。
一方、スピリットさん 「サインを送っているのに気づいて貰えない(T_T)」
でも、何とか大切な方を笑顔にしたい! 笑顔が見たい!!のがスピリットさんです。
ミディアムの原動力もお客様の笑顔
ミディアムシップのセッションの中で、落ち着かれて来ますと。
スピリットさんは、おどけられたり、親父ギャグを言われたり、ご生前の頃同様に振舞われます。
スピリットさんのサインをお互いに‛答え合わせ’をされる方々もいらっしゃいます。
楽しかった昔の思い出話や、クスッと笑えるお話や・・・。
大切な方の笑顔を勝ち取られたスピリットさんの安堵とお喜びで嬉しさで弾けます。
その感覚が愛する方にも伝わりますので、更に笑顔が増幅されて行きます。
(失われた寂しさが全て消える訳では有りませんけれど・・・。)
スピリットさんは、大切な方の笑顔で癒されます。その癒しが伝わって地上も癒されます。
その笑顔が見たくって、スピリットさんは頑張られてます。
そして、お客様の笑顔はミディアム自身にとりましても、大きな力・励みとなります。
その裏には、スピリットさんのたゆまぬ努力が有るのです。
お客様の愛に、ありがとうございます。スピリットさんの愛に、ありがとうございます。