コミュニケーターさんとの対面の前に
ミディアムシップを行う際には、事前にコミュニケーターさんとの取り決め・
お約束または、お願いをしておきます。
それは、円滑にミディアムシップを進める為でも有りますし、
スピリットとの信頼関係を強める事も出来ます。
ミディアムシップを行う際には、コミュニケーターさんの他に様々な形で
スピリットさん、ガイドスピリットさんが介在しサポートをしてくれています。
コミュニケーターさんの立ち位置
最も知られたところでは、クライアントさんとのご関係性を表す為の決まり事です。
ミディアムシップでのエビデンスの中で最も重要ですが、
初心者の方には割と難しいものです。
女性だけでもお身内に、お母さま、おばあ様、姉妹、叔母様、従妹様、・・・。
御親戚の人数が多い場合はクライアントさん側も絞り込みがしにくいものです。
しかも、ご両親の他には、面倒なことに‛父方’‛母方’が有ります。
母方、父方は特に分かりずらいものです。
そこで、事前に、
『クライアントさんを正面にして、「ミディアムから見て、右側が父方、左側が母方」』
そのようにコミュニケーターさんの立ち位置を決めてお願いしておきます。
血縁の濃い程、クライアントさんに近く、薄い方は離れた位置に立って頂きます。
時折、コミュニケーターさんも間違えて反対側に立たれることも有ります(^^;)。
でも、大丈夫です。他のエビデンスでカバー出来ます。
また、慣れて来ますと、エネルギーで分かるようになって来ます。
特定しやすい為のお願い
コミュニケーターさんが、クライアントさんに分かりやすいエビデンスで、
また、エビデンスを取る上でスムーズな通信の為に。
ミディアムは事前に、お願いをします。
☆「クライアントさんがよく知っている方でお願いします。」
情報は取れたものの、クライアントさんご自身が、知らない事だったり、
忘れてしまっていたりという事でエビデンスにはならない場合は多々有ります。
ですので、お互いがよく見知った間柄の方に来て頂く為のお願いです。
☆「コミュニケーション能力の高い方でお願いします。」
これも、ミディアムの都合といっても仕方無いのですが。
やはり、出て来て下さったものの、寡黙な方で、表情も変わらない方って。
沈黙が流れ、ミディアムとのにらめっこ状態です・・・(-_-;)。
そのこと自体がエビデンスにはなりはしますが。ミディアム泣かせです。
それが故にお願いしておきます。
「順番にお願いします。」
特に初心者の方には起こりがちですが。
一度にお二人、もしくはそれ以上のスピリットさんが同時に出て来られて
ミディアムに情報を下さる事が起こります。
ゲートキーパーさんにお願いするという方法も有りますが。
☆「お一人ずつ順番にお願いします。」
これは、情報が混ざってしまってクライアントさんもミディアムも混乱します。
そのような混乱を招かない為に、お願いしておきます。
その他に
ミディアムによっては、スピリットさんに個人的な注文を付ける方もいます。
このお話を伺った時は少し驚きましたが。
某イギリス人ミディアム、「私のやり方でやらせてくれないと、やらない!」
そのように、事前に伝えていらっしゃるそうです。
これは、事前に~から離れてしまいますが。
ミディアムシップの最中に、お願い事をすることはよく有ります。
「私(ミディアム)に分かりやすい方法で表現して下さい。」
と、伝え方を分かりやすく伝え直してもらえるようにお願いします。
お願いというよりも、質問という形で、
例えば、「お仕事を教えて下さい。」
「(クライアントさんとの)共通の思い出を教えて下さい。」といった感じです。
このように霊界とミディアムの双方の共同作業で、ミディアムシップは行われますので。
事前の取り決めやお願い事でスムーズなスピリットさんとのコミュニケーションを
致しましょう。