スピリチュアルって、「おかしい!」と叱られた。
『スピリチュアル』というよりも、『精神世界』そう呼んでいましたね、そう昔は。
今も、呼び方は変わっても一般的に向けられる視線はそんなに変わってはいないと思います。
幼少期に、見えるものを見える素直に話すと、
「そんなのいないでしょ!!」って、親や周囲から強く叱られた。
そんな体験をされた方も少なくないでしょう。
目に見えない世界、聞こえない声・音、エネルギーを感じる、etc。
それらに感知、反応する事が、「おかしい。」、普通では無い!と。
親御さんが心配して精神科に連れていかれた子供時代を持つ方も聞きます。
それ故に、自分を否定して‛能力’を自ら封印してしまった経験を持った方は多いと思います。
勿論、代々霊的な能力が引き継がれた方は、家庭内の会話も自由で、
不思議が当たり前の世界といった環境な上、親御さんからトレーニングを受ける方も。
羨ましいですねぇ。
霊的な現象の痛みや、体験を相談したり、ひそひそ話も、誰にも言えずに
小さな胸にしまい込んで・・・。
私は理解無き環境だったのですが、半透明の男の子がたまに遊んでくれていました。
彼とはいつもオルガンの上から風呂敷に飛び乗って耐空時間を伸ばす遊びをしていました。
空飛ぶ絨毯=風呂敷でした。
今も彼の顔ははっきりと覚えています。(18歳の時に電車の向かいの席に現れました(@_@)。)
後に、この少年はガイドチームが送り込んでくれた存在と知りました。納得。
時代は移りましたね でも・・・
30年以上前には、クリスタルなどの鉱石が流行ったり、欧米のチャネラーが来日されたり。
(リーディングを受けて、超能力者だぁぁ。凄い、神業!と感心しきりでした。)
その前に、シャーリーマクレーンさんの‛アウト・オン・アリム’も読まれる様になって。
でも、まだ、出版業界では《天使》という単語を邦題に翻訳すると、
売れないと言われた時代だと聞きました。それから、後『天使ブーム』来ちゃいましたけど。
そのころは、スピリチュアル関連の書籍は、レジの方の視線を避けながら買っていました。
都内の‛精神世界’コーナーの有る大きな書店に通いました。
私は、世の流れとは別に、霊的、UFO、幽体離脱、次元を跨ぐ、など色々な体験をさせられて
見えない世界から、「これでもか!」とこちら側に手招きされていました。
そして時を経て、『オーラの〇〇〇』が放映されて、かなり認知度が高まりましたね。
それ以前にも、オカルト的なものも含めて色々な方々がご活動されておいででしたが。
ただ、特別なテレビ画面の中の人々だけに許されたっぽかった気もしています。
それでも、以前よりは生き易くなりましたけど。
更に、時が経ち、ありがたい事に、様々なスピリチュアルのワークショップやセミナーが
盛んに行われ、欧米からの講師がこぞって、日本のマーケットに来るようになりました。
スピリチュアル鎖国時代が、終わり、遅ればせながら開けて来ました。
懐具合と相談しながらも、学べる機会が嬉しかったです(^^♪
ミディアムって?
今も‛ミディアム’って、検索すると、‛髪型’ですね。その程度の認知度です(・・;)。
イギリスに『アーサーフィンドレイカレッジ(AFC)』という世界に知れたミディアム学校が
有ります。
スタンステッド空港から近いのです。空港からタクシーで13、4分なのですが。
ホテルでタクシーを呼んで貰って、行先(AFC)を告げたら、???ドライバーは知らなくって。
「えっ、そんな。」建物も少ないエリアなのに・・・ちょっとショックでした。
本場イギリスですから、スピリチュアリストチャーチも沢山有って、
ミディアムが公開デモンストレーションをやっている国でも、その程度の扱いなの(◎_◎;)って。
逆に、私の知っている世界が狭いのだって、そう考えるべきなのでしょうか!?
ミディアムが市民権を得るには、まだ遠いのでしょうか!?
ミディアムって怪しい!?
やはり、一般的には、ミディアムは受け入れ難いものなのかも知れません。
ヒーラー歴の長い私は、ヒーラーと名乗るのには抵抗は殆ど有りませんでしたし、
クリニックで仕事をさせて頂いた事も有って。
でも、主観的で、ヒーラーもミディアムも同じに怪しいと思われているかも知れないですね。
ミディアムは、霊界と地上とを繋ぎます。
霊界つまり故人さま、亡くなられた方々とコミュニケーションを取ります。
(それを怖いと思う方もいらっしゃるようです。)
日本には、伝統的な霊媒師さん、イタコさん、などで知られていますが。
ミディアムと同類項とされますが、同じでは有りません。
私は気味が悪いと感じられてしまわれそうで、最初の頃はヒーラーで通していました。
実際そう感じる方もいらっしゃるようです。
愛する方、大切な方を亡くされたクライアントさんですら、
初めてのミディアムシップセッションの際には、
「この人、大丈夫!?」
「本物!?偽物!?」
って、‛怪しいもの扱い’のエネルギーを向けて来られる方もいらっしゃいます。
中には試そうとされる方もいらっしゃいました。
また、高額のセッション料金とられて、猜疑心を持たされた方も中にはおいでです。
現に、祈祷、除霊、云々で、クライアントさんを利用する方も・・・。耳にします。
ミディアミスティックな力でなく、サイキックで読んで実際にはスピリットさんには
繋がっていなくて、クライアントさんのオーラの情報から読む方もいます。残念です。
イギリスの著名なミディアムも、「ミディアムシップは60%。」
それ以下を言う方もいらっしゃるのですが。100%には出来ないのが実情です。
ただ、頂いた愛と思いをお渡しするだけ
ミディアムは、作為的に何かをクライアントさんに対してするのでは有りません。
ミディアムは、いらして下さったスピリットさんに繋がって。
地上の大切な方への愛と思いをお伝えさせて頂いているだけです。
スピリットさんからの情報を言葉にしてお話します。
スピリットさんからの信頼の上で、ミディアムシップは成り立っています。
霊界と地上の癒しの為に、スピリットさんの大事な方が前向きに、笑顔になれることを
スピリットさんに委託して頂いています。
ミディアムへの誤解や思い違いでなく、正しい認識を持って頂けましたら幸いです。