窮地に追い詰められた私
久し振りの‛独り言’です🙇。
その昔、まだスピリチュアルビギナーだった頃、フランス食品振興会(SOPEXA)のアドバイザーを
していた頃のお話。よく、地方都市に出張が有りました。
茨城県のある市での出来事でした。
仕事前日に宿(業者さんが予約した建築従事者の賄宿舎でした)に入りました。食事が出ないので
夜、店も無い集落の飲み屋さんで食事をし、帰り道、私の不用意から二人組の男に追われました。
車から降りて来た為、フェンスを越えて逃げました。バッグを落とし、両膝にケガを追いました。
バッグには、1週間分の立て替え用の滞在費など10万以上現金と、カード、免許証、家の鍵全てが
奪われてしまいましたが、なんとか身を守れました。夫が駆け付けてくれて、警察に行き~。
その晩は、宿に戻り、翌日から仕事ですが。両膝の傷は思った以上に深く、痛みました。
仕事先に入る前に、小さな診療所に足を引きずりながら向かいました。
痛み以上に恐怖心と後悔とで、完全に打ちひしがれ泣きながら歩いていました。
そこに1匹のわんこさん🐕、大型の日本犬の茶色い雑種がどこからともなく現れました。
寄り添うように、守り、癒してくれました🐕
首輪をしていなかった上に、野犬がいても当たり前のような人気のない場所でしたが。
その時には、「怖い。」とは思いませんでした。
そのわんこさんは、ぴったりと私に寄り添うように歩きます。私に歩調を合わせ、ゆっくりと。
途中何度も何度も、私の顔を見上げて、気遣い、私の表情を確認するかのようでした。
「ありがとうね。」そう話し掛けながら、子供の頃の愛犬のシェパードを思い出していました。
「あなたは、ブラック(愛犬の名)なの!?」・・・エネルギーが違うし・・・。
15分以上は歩いたと思います。暗く沈んだ気持ちが少しづつ癒されて行くようでした。
私を護衛するかのように、診療所の玄関迄、一緒に来てくれました。
あなたは誰?どなたからの使者!?
田舎の診療所は混んでいました。
待っている間、「ありがとうね。でも、まさか待っていてなんてくれないよね!」と考えてました。
どの位経ったか1時間位は掛かったと思います。
診察を終えて、玄関に急いで行きました。するとわんこさんが、身体を横たえて待っていました!
ビックリです!!一度は止まった涙がざーっと溢れて来ました。
こんなに心細い私の心を察しているかのように、待っていてくれました😭。
更に、診療所から仕事先の道のりも、ずっと離れずにうずく膝の為時々止まる私に、
「大丈夫!?」って、心配そうな瞳で見上げます。
とりとめのないことを話したでしょうか。仕事先の建物の前に着きました。
そこで、わんこさんはぴたっと足を止めて。「いってらっしゃい。頑張って💪。」
そう言って、背中を押してくれたように感じました。
建物に向かいながら何度も振り返ってわんこさんを見ました。
わんこさんはずっと私が見えなくなる迄、その場を動かずに見送ってくれました。
事情を伝えて、何か食べるものを買ってすぐに戻りましたが、姿は有りませんでした。
不思議には思いませんでしたが、一体あのわんこさんは、誰だっだのでしょう?
その頃は、天使に凝っていましたので、‛天使は困った人を救う為に人間に姿を変える’事も有ると
書籍で読んでいましたので。天使!?
それとも、亡くなったおばあちゃん!? ブラック!?・・・・?
何方か存じませんが、ありがとう御座います。どんなに救われたか、心強かったか・・・。
この愛に、感謝しか有りません!
失ったものは多く、事後処理も大変でしたし、奪われたものも一切戻りませんでした。
しかし、この体験を通して、より『見えない世界』への信頼と確信が持てました。
まだ、精神世界の右も左も分からなかった頃の私でしたが、苦い体験から、
『大きな愛と見えない力で生かされている。』事への実感と啓示を受けたような初めの一歩でした。
長い年月の学びを通した今、ガイドチームが‛やいのやいの’背後で喋っています。
彼らの話は長くなるますので、割愛しますが(^_-)-☆。
‛スピリット愛’は、どんなに頑張ってもご恩返し出来ない程頂いています。だから、今が有ります。
幾度も、幾度も、命拾いもして頂きましたし、沢山の奇跡も起こして頂いています。
‛スピリット愛’に気付く迄の間と、自己愛があまりにも欠如している際には、
特にスピリット愛をいっそう強く感じさせられます。
もし、あなたが誰からも愛されていないような寂しさを感じた時でも、スピリット愛が暖かく、
あなたが前を向けるように力を与えてくれるでしょう。側にいてくれます。
だって、私達はスピリット達と二人三脚でずっと歩いていますから(^^♪