巣鴨・おばあちゃんの原宿へ
初めて巣鴨のあの‟とげぬき地蔵尊”にお参りに行きました。
半数以上が80歳越えの気功サークルのお姉さま方お二人に連れて行って頂きました。
行かれたことがない方でも、『おばあちゃんの原宿』として賑わい知れた
巣鴨地蔵通り商店街も散策しながら。お参りと健康祈願を。
今を大事にする心
冒頭に書かせて頂きましたけれど。
私は、気功サークルでの活動を昨年から近隣で始めました。
‟氣功”というより、ストレッチや筋トレに近いもので、内容的には求めていたものとは
かなり異なりましたが。
皆さんのお人柄と緩~い感じと、気功の内容云々よりも、
時間内のお喋りも楽しくって続けています。
先生を含めて全12名中7名が80歳以上の方々というメンバーです。
更に月に1度は、サークルの全員ではないのですが、
遠足のように都内や関東の近場へと出掛けてもいます。
歩くことを主目的として、観光も兼ねて。
その月1回の遠足について、
「もう時間が限られているから、少しでも色々な所へ行ってみたいのよ。」って
仰る方がいらっしゃいます。
そのお言葉にはっとしました。
本来私達は、年齢に関わらず若くってもそう思って生きなくっては
いけないのだと思います。
今を大事に、先延ばしにせずに生きることです。
もっともっと、自分自身を大切にすること、やりたいことをしっかりやることが
生きて行く上で必要、いえ、私達はその為に地上に来たのですから。
自分自身を後回し後回しにする人生では、本当は良くはないのです。
ミディアムとして
気功のお仲間の方々は、全員が女性ですが8名の方は未亡人です。
時折、ご他界されたご主人様とのお話をされ悲嘆の中におられる方もいらして、
特に亡くされて1年程の方はお辛そうに涙されることも有って。
最近亡くされた方から、15年以上の方からいらっしゃるのですが。
「時間がなんとかしてくれるのよ。」って、話される方々も、
同じに寂しさを抱えていらっしゃるのは伝わります。
お子さん、お孫さん、中には曾孫さんがいらしても、お寂しいのです。
亡きご主人様への思いを話されるのを伺っておりますと。とっても切なくなります。
「いえいえ、そうじゃなくって、ひとりぼっちじゃないんです!!」って。
ミディアムとしては声を大にしてお伝えしたいのですが。
スピリチュアルな学びには無縁な方々ですし、・・・・・・。
ミディアムであることも、皆さんにお伝えしてないものですから。
命への思い、今を大事にされるのは愛する方を天国に見送られておいでになるから、
一層強くそのように思われ行動されるのだと感じます。
‟当たり前”が幸せ
大切な家族が側にいて当たり前、自分の命が有って当たり前、歩ける事が当たり前、
健康に美味しく食べられることも当たり前、吸える空気が有るのも当たり前etc。
私達の周りには、当たり前が溢れているかのようです。
‟当たり前”って、それは感謝が無いことなんですよね。
当たり前に思えることこそが、とってもありがたく幸せなのですよね。
このことに気付けるか否かで、人生が大きく違ってきます。
人生の先輩方との出会いが、色々なことを教えて下さいます。恵まれています。
巣鴨の髙岩寺でのことを書こうと思い書き出しましたけれど、
最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。