ずっと昔の過去世に対する捉え方
過去世を知ることなんて、大切な意味が有るのかしら！？
そう思われる方もいまだに少なくないと思います。
過去世を知るのは単なる興味本位であって、知る程の価値も意味も無いって思われる
方々も今もいらっしゃるかと思います。
更に、過去世の存在自体を否定される方も。
以前は、ミディアムでさえクリスチャンの方は過去世を当然否定されていらした。
ミディアムなのに・・・・・。宗教上とは言え不思議でした。
だって、つじつまが合わないじゃないですか、って。
最近は、変わって来ているようですが。
クリスチャンの方に限ったことでは有りませんけれど、否定派はいます。
私自身は、肯定派でしたが。もっと昔は、
「ヨーロッパ貴族のお姫様だったのぉ！」とかって、やたらとキャーキャー
話題にされるお嬢ちゃん達の黄色い声に、うんざりしていた時期も有りました。
有名な人物だったり、華やいだ過去の暮らしだったり、映画のヒロイン的な人物が
好みで、いわゆるふつ～う（普通）の人だと今の自分に傷が着くかの如くに
気に入らない過去世には否定をしたり・・・。
誰であったかばかりに興味が行き、どんな人生だったかは重視されていないのが、
一般的な過去世の見方だったように記憶しています。
それを思いますと、随分日本のスピリチュアル認識度は今は上がっていますね。
ま、当たり前ですね、四半世紀前位の事ですからね。
過去世の認知度も上がり
やはりブライアン博士の過去世回帰が翻訳されて以降、一般的にも過去世が、
ヒプノセラピーの方々のご尽力も有って浸透して行きましたので。
多くの方々の認識が変わったと思います。
私自身は、ヒーリングに勤しんでおりました為、ちょっと自分とは“別物”と思って、
自分自身の過去世を視たりはしていましたが、その域を超えることは有りませんでした。
正直なところ、自分には無関係だとも思っていました。
ところが逃れられません
そんな中、過去世絡みの問題を訴えるクライアントさんや、ヒーリング中に
ご自身の過去世のリーディングを求めるクライアントさんが、同時期に来られました。
ですが、まだ、それはあくまでもかなり特殊な例だと思って対応しておりました。
それから、数年後、脳と肉体に非常に重い障害を持たれたクライアントさんを
ヒーリングさせて頂いてました。
通常では考えられない極めて特異なケースだったのですが。
ヒーリング最中に急に上からのエネルギーが止められてしまったのです。
本人の強い意志で、ヒーリングを拒まれた為に上はエネルギーを止めたとの事でした。
本人に確認しましたら、「治りたくない！！」とはっきりと答えました。
・・・・。細かい状況は割愛させて頂きますが、とても特殊な理由でした。
あと少しでというところだったのですが。
その理由から、まだ大学生の彼女にそんな激しい感情が何故有るのか、
いつ生じたのか全く理解出来ませんでした。
今生だけでは、見えない深い深い部分に、隠された原因が有るのは歴然としてました。
どう考えても過去世でしょうが
そうです、どう考えても過去世から今生に持ってきたものでしかないのです。
そのクライアントさんをきっかけに、現状の仙骨波動ヒーリングだけでは
網羅出来ないと、大きな壁が立ちはだかりました。
その直後、瞑想時に僧侶から、「ミディアムシップというものを学びなさい！！」と、
アドバイスを頂き、それで故ヘンリーカミングミディアムの講座は受けたのですが。
（何故私がミディアムになったかの発端となった出来事です。）
ミディアム養成の講座では、過去世を扱ってはおりませんでしたが。
スピリットに繋がることと、過去世に繋がることは、そんなに違いませんので。
過去世を知ること
最近メニューに加えましたが、①スピリチュアルライフヒーリングと、
②パストライフヒーリング＆カウンセリングのセッションでは、
①は、インナーチャイルド、ご幼少期と胎内の後退と過去世を中心に。
②では、必要な今生のヒーリングも行いますが、過去世にウエイトを置いています。
印象と致しましては、今生よりも過去世に起因する場合の方が多いと思います。
ブログにも書かせて頂いておりますが、精神面だけでなく、肉体的な問題も
過去世からの持ち越しが有ります。
ブロックを外すことが、大きな目的になっておりますが。
魂、肉体、マインドの３点セットでのヒーリングには、やはり過去世のヒーリングが
重要なカギとなります。
知ることの重要性も体感して頂けます。
話題は逸れますが、エゴの話になります。
エゴはそれ自体が良くないのではなくって、エゴは無知な状態では“恐れ”を
手放せずに保身の為にエゴ＝悪者扱いの状態となります。
ですので、知ることが人生をより良くすることに繋がります。
エゴだけに限った事では有りませんが。
過去世を知ることで、今生とあなた自身がより見えて来ます。
それが大事なのです。
続く
